京都でコロナ禍でも安心の家族葬を

感染症対策として密を避けるのは大事、そしてそれは冠婚葬式の際も言われています。そしてそんなコロナ禍でより選ばれるようになってきたのが家族葬、このメリットや費用相場などの情報をご紹介いたします。

家族葬が今選ばれている時代

家族葬

以前は一般葬がメインの葬儀形式でしたが現在では主に家族葬が選ばれており、その割合は実に九割以上となります。それには大きく時代背景も関わっており、現代においてのメジャーな葬儀形式になっているのです。まずは高齢化社会が主な理由で、故人の年齢が上がっていることも原因となっています。故人の年齢があがるとすでに社会との繋がりが絶たれていることが多く、施設に入っている人も多いです。そうすると社会的な友人との関係が希薄になっており、すでに連絡を取れない状態になっている場合や、また友人も施設に入っていて葬儀に参列できる状態ではない、ということもあります。

そうなると本当に近しい人間しか葬儀に参列できないので、一般葬の規模に比べて参列者が非常に少なくなってしまうのです。一般葬の場合相応の返礼品の準備や料理の準備も必要になりますが、少ない人数ではそれらは持て余してしまいます。また高齢化以外にも要因として挙げられているのがコロナ禍です。コロナは三密を避けるのが大事、そして葬儀の場はその三密が起こりやすい場所です。料理の提供もあり、より感染拡大してしまいやすい現場だといえます。故人を見送る場面で感染拡大してしまうというのは絶対に避けたいところ、そうなると葬儀自体を縮小して家族だけでの見送りが安心です。

そうしたニーズに対応しているのが家族葬という形式で、これは一般葬の流れはそのままに参列者の縮小が実現できるものとなっています。あらかじめ上限人数を決めておき参列していただく人もある程度決めておく、そしてその近しい人間のみで心をこめてお見送りをしていただけるようになっています。ちょうどいい規模のお葬式が家族葬、極端に少なくしなければならない、という決まりも無く呼びたいご友人がいればその人数も考えて葬儀を執り行うことができます。家族葬をメインで取り扱っている葬儀社では最大40人程度を想定したプランから、同居家族だけで行なう小規模なプランまで多数取り揃えています。都合にあわせて選択可能なので、今メジャーな方法となっているのが家族葬です。自由度も高いので、一日葬で家族葬という方式や一般葬と同じ流れを家族葬の規模で、というのも可能となっています。古都・京都も一般葬ではなく家族葬を選ぶ人が増えており、そしてそれに対応している葬儀社が増えています。より心の込めたお見送りを予算内で行ないたい、そんなときは是非家族葬をおすすめいたします。

家族葬の流れって?

家族葬

家族葬は一般葬と同じ流れを組むことも勿論可能です。お通夜を省いた一日葬を行なうパターンも増えましたが、一般葬と同じ流れを想定した流れについて紹介いたします。死亡診断から始まり、できるだけ早い段階で葬儀社に連絡が必要です。事前に葬儀社と相談しておくのがおすすめなのはこれが理由で、勿論病院と提携している葬儀社もありますが希望の葬儀の形があるなら事前に相談しておくのが大事です。葬儀社に連絡すると故人の搬送を安置が行なわれてます。これは会館であったり自宅であったりとさまざまなそこで遺族の方々は線香を手向けます。急遽病院の葬儀社に依頼しても家族葬の打ち合わせは可能、安置が終わったらそのまま葬儀についての打ち合わせを行ない、どういったお葬式にするかを決めていきます。

時間がない中行なうには大変なことではありますが必須の相談、日程を決めて菩提寺に連絡し、死亡届の記入などを行ないます。死亡届の提出や火葬許可証については葬儀社が代行してくれるのでそこは遺族でする必要はないです。ここまでが準備で、次はお通夜当日の流れに入ります。湯灌、納棺式を行なった後は通夜式、湯灌については大体一時間程度で行なわれています。通夜式は近年では行なっていないところもありますが、僧侶に読経してもらった後に家族や親戚で焼香をし、通夜振舞いという流れです。飲食の場についてはお通夜をやったとしても設けないときがありますし、この段階では僧侶を呼ばない場合もあります。葬儀の方法に決まりはないので、そこは自由に選択が可能です。そして次の日が葬儀と告別式、最後のお別れの時間を読経の中過ごし、出棺、火葬、収骨の流れです。

そこから場合によっては繰り上げ初七日、忌中払いなどを行ない終了です。一般葬の場合であっても流れを省略しているところがあり、特に飲食に関しては料理を頼むのではなく帰りの飲食店で軽く済ます、という場合が多いです。厳密な決まりは一切ないのがお葬式なので、そこは遺族で自由に決めるか、故人の希望通りに執り行うのが一般的です。また家族葬は参列するのは家族や親戚だけ、という決まりもないので故人の友人を呼ぶのも勿論可能となっています。京都にも伝統だけではなく、希望にそった自由なお葬式をサポートしてくれる葬儀社があります。

家族葬のメリットデメリット

家族葬

家族葬のメリットデメリット両方を知っておくことでより正しく家族葬を執り行うことができます。わだかまりができないようにするためにも、しっかり両方とも把握しておくのが大事です。家族葬は普及率が非常に高いので、今では家族葬を行なう旨を伝えれば参列の御断りも非常にスムーズですが、中にはもちろん参列希望をしている人もいます。ご友人にもまずは連絡をし、家族葬にたいして理解をしっかり得るのが大事です。家族葬は参列者に制限を設けるというのがデメリットになりやすい点で、参列希望する人をお断りしなければならない場合もあります。最後のお見送りができなかった、というのが思わぬトラブルに発展してしまう場合があるので、しっかり対応しておきたいところです。また参列をお断りした人が後日弔問に来る場合があり、その対応に追われる可能性があるというのもデメリットとして挙げられる点です。

しかしデメリットというのは主にこの二点で、基本的にメリットの方が多いのが家族葬です。まず家族葬ということで参列する人数が限られており、その分対応を不要とするためです。一般葬のネックが参列者の対応で、葬儀の間遺族は忙しく動きまわらなければならないです。そのため最も近しい人間である遺族が故人とのお別れをうまく出来ない、なんてことにもなります。ですが家族葬であればゆっくりと最後の時間を過ごしていただくことが可能です。葬儀の意味は社会的な別れもありますが、遺族の心の整理の時間であるという意味合いも強いです。その葬儀の本質を大事にできるのが家族葬となっています。他にも一般葬よりも安く済む、用意する料理が無駄になりにくいなどの金銭的メリットも多いのがポイント、こうした部分でいま家族葬は選ばれています。

京都では希望にあわせた内容のお葬式をサポートしてくれる葬儀社が多数あります。遺族、故人によって希望は異なるもの、そこを臨機応変に対応して満足度の高い葬儀をサポートしてくれます。事前に相談しておくのがおすすめなのでまずは複数社に問い合わせと見積もりをしておくと、いざそうなったときに慌てずに済みます。最後のセレモニーであるお葬式をよりよいものにしていきたいところです。